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HN:
朝霧 翔
年齢:
34
性別:
非公開
誕生日:
1990/03/31
職業:
しゃかいじーん
趣味:
PC/漫画/ゲーム
自己紹介:
唯一の可愛い特性が動物好き。それ以外は変な物好き。

両目ガン見開いて「なんぞこれ?!」と思えるものが基本的に大好きです。例えば深海魚だったり見た目気持ち悪い植物だったり、擬態とか威嚇したときの生き物だったり。

あとはデフォルト装備ですがパソコン好きです。





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はにゃはにゃほえぷー!にゃーー♪


新城Pさんに何があったんでしょうか…。調性っぷりは相変わらずの新城色が漏れ出てるのに……、一体何に目覚めてしまったんでしょう…(これはこれでとっても楽しいですが)

さて、だいぶななひらさんの声が頭の中でぐるぐるしてる朝霧ですが、今日…じゃなくて金曜日のことになりますが、学校で卒論仕上げてました。曜日感覚が狂ってるらしくて次の日が金曜日だと思ってた程です。色々危ない気がしました。



突然ですが、この日の放課後(?)学校にケータイを忘れてったことに気付きました。

気付いたのが学校の駐車場で、一瞬取りに行こうかな、なんても思ってみたわけですが、あいにくとカギを持っている先生も朝霧達と同時に学校から出て行ったので、その時は諦めました。



まぁいいよね?どうせ来るメールは広告だけだし。



――そう思い、友人の車付近までやってきた。


「…あ、ウォークマンも忘れたかも」

「え、マジで?」

「うん…、まぁいいや、どーせ音楽とかはパソコンで聞くし…」



今日は厄日か?いやいや、ちゃんと確認しなかった自分のせいか…。
自分の過失に溜め息を吐き、そのまま友人の車へと乗り込んだ。



友人の一人を駅で降ろし、お次は朝霧の家に……





そこでふと、気が付いた。





家の鍵ってウォークマンに付いてるんじゃん。





車の中で咄嗟に声を漏らしてしまう。
電話中だった友人もそれに反応し、どうしたのかと聞いてきた。



事情を話すと、それはもうネタにされた。電話口の相手にも割と赤裸々に事のあらましを話され、それでも学校まで戻ってくれた。




部屋は当然ながら鍵がかかっていた。
ただ、他の科の先生が残っていたので、友人が先生に事情を話して鍵を開けてもらえるかどうかと聞いてくれた。

どうやら鍵はこの校舎には無く、南側の校舎にまで行かないと無いらしい。
先生はわざわざ鍵を取りに行ってくれた。




先生も友人もなんて良い人なんだろう…。
感謝の気持ちと申し訳無さが半々に湧きあがる。





友人は携帯の充電が、と先に車へと戻り、朝霧は部屋の前で待つ。
少しすると鍵を持った先生がやってきて、部屋を開けてくれた。




早く見つけて戻らないと……






――――しかし、机の上には白い携帯電話も無ければ、オレンジ色したウォークマンも、白いイヤホンのコードも見当たらなかった。



おかしいな、紙の下に隠れてるんじゃ…?

紙と本とゴミに溢れた机を漁ってみても、下を覗いて見ても、電気を付けて明るくしてみても、それらしいものは見当たらない。


「ありましたか?」


鍵を開けてくれた先生に尋ねられた。


無いっぽいです。


そう確信し、先生のもとへと戻る


「どうでした?ありました?」

「ありました!本当にありがとうございます…」

「いえいえ」


なんて優しい先生なんだろう…。
そして自分、なんて愚かしいんだろう…。




もしかしたら鞄の中にあったのかもしれない…

そう思い、友人の待つ車へと戻って行った。




「おかえりー、ケータイ車の中にあったね」

「あ、やっぱりですか?」

「うん、電話かけたら鳴ってたよ」



や、やっぱり……。

じゃあウォークマンも鞄の中に?――――なんて探してみたけど、やっぱりオレンジ色の長方形は見つからなかった。
あれが無いと家に入れないのに…なんたること。



「トイレに置きっぱなしとかは?」

「あーーー……」



友人からのアドバイス。可能性が捨てきれないので早速トイレに。




無かった。illlOTLllii




本当に、どこにあるんだろう…。
朝霧が行く場所といっても、ゼミ室かトイレくらいしか無いのに…
鞄の中以外に収納する場所なんて他に………・・・・。ん?





収納?






・・・。とっても嫌な予感が…。

いや、むしろ見つかってくれれば大変嬉しい事なんだけど…。何でだろう、これで見つかったらいけない気がした。


そんな事を考えながら、手を後ろ、上着のフードの中につっこんでみる。







ちゃり…






あった・・・。






このデコボコした鍵の手触りと、慣れ親しんだ長方形……そして何よりイヤホンのコード。







あった。あっちゃった。あってしまった。







取り出した瞬間、何だかとっても居たたまれない気持ちになった。

先生に鍵を取りに行かせ、友人をわざわざ学校まで戻らせ、挙句の果てには探し物は全て自分が持っていた?ふざけんな。マジふざけんな。















いや、もう、本当に申し訳ありませんでしたm(_ _;)m

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