甘ったるいのは勘弁してくれ…ι

こんなこと大っぴらにバラしていいものか不安なんですが…。




親父さんが仕事先から大量のチョコを持ってきました。



『そんな事はどうでもいい』とか言われそうなんですがこれがまた尋常ではない。

板チョコだったり、ハコに入ったチョコだったりするなら笑顔で済ませるのだが、なんと親父さんが持ってきたチョコはチョコであってチョコではない。


カカオと砂糖の塊だ


自然界にゴロゴロと落ちてる岩のようなサイズの茶色い塊。しかも触れば溶けてベタつくという嫌なおまけ付き。
こんなのが食卓にドカンと置かれてたら笑うどころか嘲笑モンだ。
それをおかずに何を食えと？


というかそもそも、自営業で水道の配管工事をしてる親父さんが何故岩石…、いや、チョコを持ってきたのか。まずこれが疑問だ。
身体に赤錆が付いてるなら納得できるが、チョコっていうのは納得がいかない。

聞けば本日の親父さんの仕事先は埼玉県にある『明治』のチョコレート工場だったそうな。不要になったチョコを貰ってきたらしいんですが……。


とりあえず朝霧さんは声を大にして言いたい






貴様は糖尿一家を作る気か？





あれだけ大量の塊があれば市販の板チョコが何個出来ると思ってる？
季節限定の10倍サイズの板チョコでも敵わないほどの量だぞ？

しかもそれだけハタ迷惑な物体を持ち込んできたにも関わらず、親父さんはまだ恐ろしい一言を口にした


『明日はホワイトチョコ貰ってきてやるよ』


タバコ＝肺ガン
酒　　＝肝硬変、肝臓がん、糖尿病、アル中、肥満
塩分　＝高血圧

こんだけ『好物＝不健康』な親父さんに

チョコ＝糖尿、肥満

を追加する気か？
どんだけ病死したいんだこの親父さんは？


あまりの大量な茶色い塊の処分に困り果てた母親さんは我が家に来ていた近所のおばあちゃんにもおすそ分け。

ちなみにおばあちゃん、糖尿病です。



いくらなんでも糖尿病患者に砂糖の塊なんて物騒な凶器渡すんじゃねぇっての！しかも素直に貰っちゃってるあたりお年寄りってのは怖いですね。


息子さんも一緒にいたのに笑顔で貰うおばあちゃん。もう勝手にしてくれ…。





親父さんはきっと『朝霧さんが食べるだろう』とか後先考えない楽観的な思考で貰ってきたんだろうけど、残念ながら朝霧さんはチョコレート単品ってのが好きじゃないんですよ…。
チ●ルチョコもぶっちゃけ苦手だったりします


さて、甘ったるい刺激臭を放つ褐色の固体（化学っぽく）の処分はどうしようか…。
我が家は冷蔵庫が1台に冷凍庫が2台。だがこの時期は近所のオッサン達がイノシシとかシカを大量に持ってくるからチョコが入るスペースなんて無いから保存は無理…。

冬だから、って理由で外に放り出しておくのも気が引ける…。


とりあえず今考えてるのは、来月がバレンタインなんで、友達の女子にでも材料としてあげようかと思ってます。
あの時期になると授業中でも堂々と雑誌を開いて材料をリストアップしてる女子を見かけますよ…。

別にそんなの休み時間にやればいいのに…。

背徳的な行動に魅力を感じるのが最近の若者の思考なんだろうけど、別にどんなお菓子作ったって結局は食感に違いが出るだけで同じ味なんだからそんなに頑張るものでもないと思うんだけどねぇ…。
（朝霧さんもジャンルとしては『今時の若者』＋『うら若き女子高生』なんですけどね）



・・・・。はぁ、しばらくはチョコもケーキもいらないや…（汗









PS.センター大変だったみたいですねぇ…。

電車事故で開始時間が遅れたり、会場が氷点下25度だったり、テスト中にケータイ鳴ったり、リスニング中に停電したり……。

そして毎年毎年この日には雪が降る、と…。

朝霧さんの住んでるところでは今日のお昼ごろから降り始めて10cm程度だけ積もりました。
今はもう止んでるけど夜中にも降らないですかねぇ？
どうせ明日はセンター組が半日かけて自己採点してて、受けなかった朝霧さんたちは半日自習ですしね…。


そういえば半日どうしよう？


入学先の課題でもするか？
でも資料探さないといけないし…、読書感想文もまだ書けないし…。

どうしよう…