お仲間増えました。名前は分りません。

実家にて。
寒さに弱い植物達を、母方の実家に置きに行くことになりました。

母方の実家では花や変な植物を育てて出荷する仕事をしているので、ビニールハウスに弱い花なんかを置いて冬越しをしているのです。
その手伝い(主に荷物もち)としてくっついてったんですが・・・



盲点でしたね。そうなんですよ、おじいちゃん達の家には出荷する植物がごみのように置いてあるんです。
ハウスのひとつを覗いてみたらなんと・・・






なんか、いたｗｗｗ

なんか変なのがいるよ！なにこれ、何コレ！！
近づいてみると






ところどころ花が咲いてたり。
大変見目麗しくないですが、これはこれで面白い！！
多肉植物ってこんな感じに花咲かせますよね。これもその一種なんでしょうか…？






―――――てなわけで。




「おじーちゃんこれ何？？」

「あー、これは…なんか、こういうのだ。
花が咲いたらお終いになるけど、この横からちっこいのが出てくるから、これを土においとけばすぐ増えるぞ」


あー、多肉と同じだ・・・。
ほんとにこれ何なんだろ？


「これ一個もらっていい？？」

「持ってけ持ってけ！んでな、こっちのが赤い花で、こっちは青いのが出るんだ。
赤いのは寒さに弱いけど、青いほうは東京なら大丈夫だろ」








―――――というわけで。






もらいました！
これどうやって持ち運ぼう…？バス乗れるかな…？



ちなみに貰った謎の植物、おじいちゃん曰く


「葉っぱばっかで面白くない」


んだそうな。未だに名前は分らず終い。

そして帰りの車の中、母親さんに聞いてみた。




「なんでおじーちゃん達あんな変なの育ててたの？業者さんから頼まれてたり？」

「違う違う。商売ってのは面白いものでねぇ…

挿し木で育つ植物は誰かの家にあるものを取ってってもすぐ増えるものだから、とりあえず育てておけばお金になるんじゃないかって思えるんだよ」




・・・・・。え？




「元手はタダだから山ん中入って取ってきたり、人んちから枝一本もらってきたり、とりあえず育てておいてみるものなんだよ」





「・・・・・。そっか・・・・」

















なんか、複雑な気分だった。


さすがというかなんというか。